ピックについての考察

 

 ピックについては、このジャンル・ギターの演奏者にとっては、最も悩ましく、またこだわりがでるものかもしれません。

某氏も語っているように、「ギターと同じくらい重要な楽器」というのが、マカフェリギターに対するピックの位置づけという事に異論はありません。

べっ甲や樹脂製のもので、2~3㎜くらいが、この世界のいわゆるスタンダード的になっています。

 

今までも色んなピックを使ってきましたが(覚えてる限りで)ざっと振り返ってみると…、

 

・Wegen ティアドロップ2.5mm

・Wegen トライアングル3.5mm

・Wegen トライアングル2.5mm

・ManouchePick トライアングル3.5mm

・Sol Anemoべっ甲3mmトライアングル

・Wegen M250 トライアングル2.5mm

・Guzz ティアドロップ2.1mm

・Wegen Bigcity ティアドロップ2.2mm

・Wegen Bigcity ティアドロップ1.8mm

・64Pickチタン 3mm 70R

・64Pickチタン 3mm 50R

・64Pickチタン 3mm 25R

 

主にメインで使っていたのだけで、これくらいかな…。

値段も千円前後~チタンは1万円なので様々。

もちろんこれ以外にもいろんなもの買ってますし、ピックの購入金額をすべてトータルするとメッチャ良いギター買えるレベルになると思われます(笑)。

 

一番使用歴が長いのは、Wegen Bigcity ティアドロップ1.8mmの白かな。

※Wegenは色の白と黒で、音色・タッチが微妙に違います。

他に移っても、結局Bigcityに戻ったりしたことも結構多いです。

 

そんな自分もついに、100円ピックに手を染めてしまいました。

ちなみにJim Dunlopデルリンの1.5mmです。

 

ヨーロッパでも、チャボロ・ビレリ以降の若手ギタリストは、このJim Dunlopのデルリンorゲーターグリップの使用率が高まっています。

過去に自分も何度か試しましたが、弦のタッチや厚み、ピックの形状がなんとなく合わなかったので使ってませんでした。

特にピックの中心を親指第一関節に合わせるかなり深く持つフォームだったため、Bigcityのようなスリムな形状が合っていたように思います。

 

しかし最近、ピッキング時にどう指の力を「弦」に伝えきるかがテーマに感じていました。

もう少し解説すると、ぶ厚いピックを使えば単純にパワーと音量は出るのですが、音を遠くまで響かせる、鳴る音を出したい。

そのために指先のピッキングの力を弦にダイレクトに伝えきるために、ピックも少し薄めの1.5~1.8mmくらいの合ってる気がしました。

ピック面もBigcityより、もう少し広い方が良いなとも思いました。そのために少し持ち方も変えたりしています。

 

音質的には、デルリンよりゲーターグリップの方がマットな感じで良いんですが、穴を空けても少しすべるなぁという感じなので、とりあえずデルリンの方を使っています。

 

出したい音や目指したい演奏スタイルで、ピックも全然変わると思いますので、これからも色んなピックの旅が続くと思われますが…。

 

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2020年:追記→結局その後2018年頃から「Wegen Bigcity ティアドロップ1.8mm カラー:白」に戻り、現在でも変わりなくです。

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コメント: 1
  • #1

    774 (土曜日, 08 4月 2017 15:18)

    はじめまして

    自分は先端の角度が約90度の自作ピックが一番弾き易いです。
    広いか狭いかで、なぜか市販品には約90度が稀なんです。

    偶然なのか、マーチン テイラーがグラッペリに貰ったらしい?
    ジャンゴのピックが1つの先端角が90度に近く、
    http://www.djangobooks.com/forum/discussion/13276/heres-a-picture-of-djangos-pick/p2
    (6:30位)

    また自作するの面倒なので、どこかでだしてくれないかと思っています。


    あとジムダンロップのピックはサイドで弾くこともあるってどこかで読んだことがあります。自分はpompeのときはサイドの丸い方です。