お恥ずかしながら、今更…ジャンゴのローマセッションBOXセットを買いました。
ローマセッションというのは、第二次世界大戦を契機に分かれていた朋友のバイオリニスト、ステファン・グラッペリと、再会後のイタリアツアー中に録音した、ジャンゴとグラッペリの最後の音源群の通称です。
もちろん、このローマセッションのベスト盤(いわゆる1番有名なアルバム「ジャンゴロジー」)や、初期のホットクラブ時代の10枚BOXセットは前から聴いていましたが、この円熟期のジャンゴの素晴らしさに、あらためて感動し、アルバム「ジャンゴロジー」収録曲は、もちろん丸カブリですが(笑)、買ってしまった次第です。
ちなみに僕のジプシージャズへの入り口は、ジャンゴではなくチャボロ・シュミットでした。
もちろんジャンゴのCDも持っていましたが、自分の中で分かりやすく聴けて、ギターで伝えたいものは、チャボロやローゼンバーグ系などの後世が作り出したジプシージャズでした。
それゆえ、特にホットクラブのスタイルでないフォーマット(リズムギターなしでドラムやピアノが参加しています、彼らがまた素晴らしく上手いんですが…)のローマセッションの音源は、自分の中で暗に避けていた気がします。
そんな中、色々とジプシージャズを追求したり、モダンジャズもやっていると、自分もローマセッションのジャンゴに行きついてしまうというのが面白い…、というかすごいなぁと感じますね。。
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